自動掃除機と自動床拭きロボット
ここでは自動掃除機と自動床拭きロボットとの共用について取り上げます。
両方とも揃えるか、いずれにかにするかの検討の参考となれば幸いです。
自動掃除機と自動床拭きロボットの大きさ比較
ここではiRobot社より発売されている自動掃除機と自動床拭きロボットの大きさを比較してみます。
比較対象は「ルンバ880」です。
画像で見てわかる通り、自動床拭きロボットの方がサイズは小さ目です。
このため、狭い場所の掃除が自動掃除機よりしやすいというメリットがあります。
自動掃除機と自動床拭きロボットの2つを使う場合
自動掃除機と自動床拭きロボットを使うメリットは、床掃除の手間を大幅に減らせる点です。
自動掃除機だけでも十分なメリットがありますが、本来であれば雑巾がけやフロアモップなどでさらに掃除をしなければいけないところを、すべて自動でできるメリットはかなり大きいものになります。
その反面、2機種も揃えるのはお金がかかりますし、置く場所も必要になります。
自動掃除機はたいてい床に置き続ける形状になっています。
また、自動床拭きロボットは棚などに充電台を置いて、そこに置いておくこともできますが、その分、棚などのスペースがふさがれるデメリットがあります。
このほか、狭い場所は自らで掃除する必要がありますので、よほどの環境でない限りは、掃除作業がまったく無くなるということはありません。
自動床拭きロボットのみを使う場合
自動床拭きロボットはゴミを吸い込む力はありません。
ですが、カラ拭きをすることにより、ホコリなどであれば拭き取ることができます。
店頭などで売られているカラ拭き用シートなどを用いれば、掃除機を使わなくても十分掃除ができるでしょう。
なお、細かいところに関しては掃除機で吸い取る必要があるかと思いますので、部屋の様子に応じて掃除機で時折掃除することも検討しましょう。
自動掃除機のみを使う場合
自動掃除機のみを使う場合は、ホコリなどのゴミは取り除けますが、それだけで床が綺麗になるわけではなく、床拭きも必要になります。
モップや雑巾などで別途掃除をしましょう。
床拭きをせずにいると、自動掃除機自体も汚れ、汚れを引きずったまま稼働することになり、結果として余計な跡を床につけることになります。
自動掃除機のみですべてが完結するわけでは無い点は考慮に入れておきましょう。