自動床拭きロボットに適した部屋作り
ここでは自動床拭きロボットに適した部屋作りを取り上げます。
家具の設置などの話が中心です。
使用できない床の形状などについては『自動床拭きロボット「ブラーバ」のデメリット』をご覧ください。
家具の高さに注意
家具の下にホコリなどが入り込んで汚れが目立ってしまうということがあります。
こうした家具の下にも自動床拭きロボットが入り込めるように、家具の下の隙間の高さを10cm以上のものを家具を購入するときに選ぶと良いでしょう。
この10cmは自動掃除機でも該当する高さで、たいていはこの10cmよりも高い高さのある家具を買えば、家具の下に機器が入り込んで自動的に掃除をしてくれます。
どっしりと床に置くような家具は別ですが、下に隙間があるような家具の場合は、10cm以上の隙間のものを選びましょう。
隙間のある家具を買う
家具にもよりますが、例えば椅子の場合、椅子の足の部分が狭いと、自動床拭きロボットが中に入っていくことが出来ず、周囲は綺麗になったものの、椅子の足の内側は汚れたままになります。
掃除の都度、椅子をテーブルなどの上に載せて掃除をするのであれば問題ありませんが、そうした手間も面倒に感じるのであれば、椅子の足と足の隙間が広い椅子を買うようにしましょう。
家具と家具の間を空ける
家具と家具の間を、自動床拭きロボットが通れるサイズまで空けて配置するようにしましょう。
自動床拭きロボットの動作にもよりますが、横幅より多少大きめに幅を空けると、通り抜けやすくて掃除が行き届きます。
家具と家具の間を無くす
家具と家具の間を空けるのも重要ですが、中途半端な隙間でしたら、逆に空けない方が良いでしょう。
特に、ぎりぎり自動床拭きロボットが通れる隙間の場合、隙間から先に入ったはいいものの、戻ってこれなくなることもあります。
もし、そうした場所があるようでしたら、手前に物を置くか、家具と家具の間を狭めて設置するようにしましょう。
床には物を置かない
床に物を置かないようにしましょう。
ここで言う物とは、洋服やおもちゃなど、家具の上に置いておけるようなものを指します。
決して家具を一切置かないように、という意味ではありません。
床に物が散乱しているとその都度、自動床拭きロボットが方向転換をしたり、物を引きずってしまったりし、掃除の効率も悪いですし、物が傷む可能性もあります。
普段の生活から、物を床に置かない生活を心がけるようにしましょう。